こんにちは、ヨガインストラクター・健康美容食育士のNahokoです。浅草のお寺「寿仙院」さんで、ヨガクラス・呼吸講座・季節を感じる寺キッチン(健美食講座)を開催しています。
〜呼吸と動きの講座・2ヶ月目の嬉しい報告〜
講座も2ヶ月目に入り、嬉しい報告をいただきました。金曜日の夜、Mさんから”腰が痛い”の悲鳴のメッセージが届いたのです。

読んだ瞬間、「あ、お仕事で無理しちゃったかな」と少し心配になりましが、
同時に、“痛みを感じても自分でケアしてみようとしている”体を自分で整えていこうとする意識の変化を感じました✨
そして次の日には、自分で腰痛を完治したメールが届き胸が熱くなりましたー!
\おはようございます
昨夜は遅くにすみません。昨夜習ったこと全てやって寝たら、腰いたくありません!/
「自分でケアできるようになりたい」Mさんの想い
Mさんは、側湾症による慢性的な腰痛を抱えています。背骨が湾曲している方は、姿勢のバランスが崩れやすく、筋肉の使い方にも偏りが出てしまうため、どうしても腰痛を繰り返しやすいのです。

整形外科にも通い、マッサージも試したそうですが、なかなか「これだ」という実感が得られず、続けてもどうなんだろう?と感じていた時期もあったそうです。
そんな中、「呼吸と動きの講座」を受けることに。最初の1ヶ月は“呼吸を徹底的に深める事”から始めました。
呼吸なんて当たり前のことのようですが、側湾症は肋骨や背骨の動きに左右差があるため、実は「深く呼吸する」こと自体が難しいのです。

そしてもう一つ、見落とされがちなのが「目と舌」です。呼吸と目は切っても切り離せません。私たちの目は、体の“水平・垂直”を決める重要なセンサーの一つです。Mさんにも、呼吸の練習と合わせて「目と舌のアプローチ」を取り入れてもらいました。
2ヶ月目のテーマは「自分の体と対話する」
2ヶ月目に入ってからは、側湾症専門の理学療法士の先生からのアドバイスを元に、運動療法を考え進めています。動作・背骨・骨盤の運動など、Mさんはとても熱心に取り組まれています。
もちろん、日によって調子は違います。「今日は痛みがあるから休もう」ではなく、「今の体でできる範囲を探してみよう」という姿勢で取り組んでくださっているのが本当に素晴らしいところです。その積み重ねが、確実に体に変化をもたらしています。
グループ講座でも“自分だけのアドバイス”が受けられる
この講座は少人数制のグループ形式ですが、個々の体の状態に合わせたアドバイスもしています。
同じ動きでも、その動きが合わない方もいます。Mさんの場合も、姿勢や動きを動画で確認しながら、微調整を重ねています。
具体的な質問をしてくださるので、こちらも一緒に探求しながら進めることができています。

諦めていた体が、少しずつ変わっていく喜び
長年、痛みを抱えていると「もう歳だから」「持病だから仕方ない」と思ってしまいがちです。
でも、体(動き)は何歳からでも変わります。呼吸を見直し、正しい方向に動きを導いてあげることで、少しずつ本来の機能を取り戻していくのです。
自分の努力で変化を感じられることは、何よりの自信になります。
呼吸から始める、体と心のリセット
腰痛があると、やりたいことを我慢したり、外出を控えたりしてしまう方も多いと思います。
でも、本当に大切なのは「体と心の声を聴くこと」。呼吸はその最初の入口です。
もし今、あなたが慢性的な腰痛や不調を抱えているなら、最初は“呼吸”から見直しが一番大事だと感じています。そこからきっと、あなたの体にも変化が起こり始めます。
まずはお気軽にお寺のヨガレッスンにお越しください。ご自身の心身と対話する時間を作りましょう♡
※次回の呼吸講座の募集は来年(2026年)です